好感度がアップする話し方>クッション言葉を上手に使おう

「どうもあの人、性格がきつい」「あの人感じ悪い」「自分の意見
が強すぎる」といったネガティブな印象を相手に与えている人が
います。しかし、当の本人にはそんな気は全然ないのに、どうし
てでしょうか。
実は「話し方がキツイ」とか「主張が強すぎる」という人は、ほと
んどが「いきなり用件のみ」「いきなり結論のみ」を口にする人
が多いようです。たとえば、用事がある日に飲み会に誘われたと
します。「ダメです。行けません」というよりも、「ごめんなさ
い。
行きたいけれど今日は無理です。また今度誘ってね」という
言いかたをすれば、相手の気分も悪くならないでしょう。

いきなり「ムリ」「ダメ」と言うのでは、キツイ人と思われても
仕方ないでしょう。人に用事を頼むときも同じで、「これ、やっ
てくれる？」と言うのは、相手もムッとくるでしょう。そういう
時には、「悪いんだけど」「ちょっといいかな」「忙しいとは
思うんだけど」というような、クッションをつけて言えば、かな
り印象が変わるというのがわかるでしょう。

断る時にも、頼むときにも、またどんなときでも、「いきなり用事
のみ、用件のみ」というのは駄目です。
ちょっとした一言が、もっとコミュニケーションを円滑にしてく
れます。「ちょっといいかしら」「今大丈夫？」「忙しいところ
ごめん」というような気配りの一言を、クッションことばといい
ます。好かれる人は、クッションことばを使いこなしています。