好感度がアップする話し方>反論するよりも

「これくらいの事は、○○さんのほうがよくできるよね」
「今、忙しいんだ」「なんで相談もなしに進めるんだ」
というように、上司からイヤなことを言われることは多々あるでし
ょう。他の人と比べられたり、いわれのないことを口にされたり。
でも、こんな時にあれこれと反論を考えてはいけません。

大切なのは、人は感情の生き物ということを、まず忘れないこと
です。もしも、一つ一つのフレーズに「ああ言えばこう言う」と
やっていますと、万一議論に勝つことが出来ても、上司とのコミ
ュニケーションはうまくいかないでしょう。
鉄則は、まずはどんなことを言われたとしても、「そういう考えも
ありますね」「鋭い見方ですね」というようにして、一回認めて
しまうことです。下手に反論すると、さらに上司は反論してきま
す。まずは謝ればいいのです。

「悪いこともしていないのになぜ謝るのですか」という人もいる
でしょう。ここで忘れてはいけないことは、先ほどの、人は感情
の生き物、ということです。ほめる人、謝る人に対して、それ以上
「厳しいこと」は人としては言いにくいのです。ここがわからずに
、自己保身したり、言い訳に走る人の何と多いことでしょう。
まずは認めてしまうこと、あやまるときには頭をさげること、これ
でいいのです。感情的になったり、攻撃的になるのはよくありませ
ん。上司の言い分を認めた上で、あなたの主張をしていきましょう。