好感度がアップする話し方>いやな気分は百害あって一利なし

もしも、気分を切り換えられずにずるずるとイヤな気分を引きずっ
ていると、どういうことになるでしょう。
たとえば、電話の応対はどうでしょうか。冷静に「気分」とは別
にビジネスライクに出来る人もいるかもしれません。
しかし、多くの人は、イヤな気分だとどうしても話し方、受け応え
にそれが出てしまうものです。人の感情というものは、「声だけ」
でもかなりの程度伝わることもわかっています。たとえば、「怖く
ない」と言ってみても、声が震えてしまえば、それは怖いと言って
いるのと同じでしょう。

これか、「声」だけの電話ではなくて、「人」と接することだっ
たらどうでしょうか？社内での他部門の人との話し合い、調整、
上司からの頼まれごと、取引先との打ち合わせ、会議での発言
等々。どんな場面であっても、イヤな気分は「顔」に出てしまう
でしょう。それは話し方にもしかりです。
すると、「あの人、感じ悪い」となってしまうのです。あなたが
イヤな気分だけではすまないのです。あなたが「イヤな人」と思
われてしまうのですから、これは何としても避けたいところです。

やはり、イヤな気分になったら、心に気合を入れて、さっと気分
の切り替えをはかったほうが、はるかにいいのがお分かりでしょ
う。